夫婦は他人?女性と男性の考え方の違い
女性は夫婦は他人だと考える傾向
あなたは夫婦を他人だと思いますか? それとも一心同体だと思いますか?
ある心理学者の調査では、結婚している男女に「夫婦は他人だと思いますか?」という質問をしたところ、女性の多くは「Yes」 と答え、男性の多くは「No」と答えたという報告があります。
男性は一般的に結婚すれば、他人ではなく特別な関係だと思う傾向があります。
一方で、女性は結婚しても夫婦は別々の存在、つまり他人であると考えている人が多いと言えます。これは決して女性が冷たいと言っているわけではありません。
女性は、「夫婦は他人である」と考えることで、二人の関係を良くするための努力を怠らず、コミュニケーションを取り、日々関係を強くできるよう心がけようとしているのです。
男性の脆さ、女性の強さ
それに対して、男性は関係性を築いていくのがあまり得意ではありません。
夫婦は一心同体だという意識を持っているので、努力して関係を強くしようと思わないわけです。夫婦は一心同体だと思っている男性は、離婚の危機を迎えた時に、混乱して修復を試みることができなくなります。
妻の場合は、夫婦は他人だと思っている分、危機的な状況を迎えても、対策を考えて修復に努めようとします。
夫婦生活はコミュニケーションが大切
熟年離婚が増えていますが、妻に離婚を迫られるまで、夫婦関係の危機に気づかないという男性が驚くほど多く見受けられます。
結婚生活がうまくいくかどうかは、コミュニケーションが要となります。同じ屋根の下で暮らしているからといって、安心してしまうと、取り返しのつかないすれ違いを生むことがあります。
「妻は(夫は)最大の顧客」という言葉があります。特に男性は、お互いを知る努力、関係をよくできるようにつとめる努力が大切です。